川合玉堂展
20日、日本橋高島屋で開催中の『川合玉堂展』に行って来ました。
デパート内での展示なので侮っていたら、中々どうして、点数も多く、大作の屏風の展示も有り、大満足な内容でした。
個人的には『小春』と題された蓮の葉と稲穂と鳥の描かれた作品がお気に入り。しかし人気がないのか、ポストカードなどのグッズになっていませんでした。残念。。
玉堂の作品は、ほのぼのとした民衆の姿から、雄大な自然まで、幅広いのですが、日本画の基本「花鳥風月」に力量を感じます。構図の取り方が大胆で、有りがちな画題も新鮮に見せてくれる…。
風景では広角レンズの様に、現実的には収まらないはずの景色を、キュッと纏めて、それで違和感無く仕上げるのは、ずるいなぁと思ったが、考えたら日本画ってそうゆうこと平気でしてる…遠近法ではない構図は当たり前だった。玉堂はリアルに描きつつ、そうした日本画のウソを巧みに利用している。…うまいなぁ。
ついでに丸善日本橋店を覗きに…。3階で夢二の版画を見てきました。…別に夢二ファンではないのですが。夢二は人気の女性の絵よりも、包装紙なんかのデザインの方が好きです。
でも実は夢二がらみで探しているものが有って、岡本綺堂作『絵本・半七捕物帳』。この本の挿絵を夢二が描いているらしいのです。でも見たことが無いし何かの本の後ろに出ていただけで、他に情報がまるで無い。本当に出ているのだろうか…?綺堂ファンとしては見つけたいのですが。
| 固定リンク


コメント
川合玉堂は良いですよね~。
見に行きたかったな~。
個人的に平面絵画において
もっとも重要な要素は「構図」
だと思っています。
あとはどんなでも
いいんじゃないかと。(笑)
投稿: カラス | 2007年3月24日 (土) 13時09分
玉堂、お好きでしたか。。もうちょっと早く分かっていれば、招待券手に入ったんだけど。また何か有ったらお誘いします。
さて、構図について。
私は基本が無いので、構図勝負な描き方をよくしているので、構図勝負な描き方は、どっちかって言うと邪道だと思ってた。
真に上手いのは、当たり前の物を当たり前に描ける事。…だと。
でも構図も重要な要素であることは事実で、乱暴な言い方だけど、有無を言わせない気迫が有れば、何をどう描いても良いわけで、それを個性だといかに納得させてしまうのかが腕…なのかもしれない。
投稿: 兎谷 | 2007年3月26日 (月) 03時08分