2009年5月29日 (金)

SICF+かささぎの宴

5月4日に青山で行われた『第10回SICF』を見てきました。

以前にも行ったことが有りますが、今年は全体に小品が多く、インパクトが弱くなった印象。。

へんなオブジェが好きなわけではないけれど、無難に収まるのはもっと嫌いだ~!みんな頑張れ~!ってお前何様だよ←自分にツッコミ。

今年のカラス氏は写真ではなく、本業の日本画を出品。会場の壁の色と照明の具合が、個展で見た時より合っていて、前に見た事が有る絵も、違った印象で得した気分。

Kasasagi1 22日に『かささぎの宴』(王国のすすめ)を見てきました。

友人が出演していたので、見に行ったのですが、いつもの様に(この劇団のいつもではなく、友人のいつも。この劇団は初めてみました…いきなり最終公演で、残念な感じです)、コメディーかと思っていたら、いきなり人死!?これはどうやらミステリータッチな物語…。

こういうミステリー風な作品は好きなので、面白かたけれど、設定に無理があったり、そもそも、“読むと記憶がなくなる本”というのが登場したりと、微妙にハチャメチャ。

その本の登場が、少し匂わせてはいても、急な感じがしてしまったので、いっそ最初にそういう本が有るらしいという話をしちゃえば良かったのではないか…などと勝手に思ったりして、まぁそんな妄想もしつつ、楽しませてもらいました。

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2009年4月17日 (金)

阿修羅展

Ashura 4月10日、『国宝 阿修羅展』に行って来ました。金曜日は8時までだし、どうやら午前中が混んでいる様なので、夕方5時頃着くようにして、ゆっくり見ようと算段。

時間的には大正解(多分)で、見やすい程度の速度で人が流れていたので、その流れにのって、最初の小物を見て、八部衆・十大弟子コーナーへ。

こちらの会場は広々として、興福寺とは全然雰囲気が違う…見やすくて良いけれど。。そして阿修羅だけは、次のコーナーだった。

薬師寺展と同じく、初めは少し高い位置から、そして下に下りると、ぐるーっと一周見られる様になっている。

しかし、薬師寺の日光・月光とは大きさが違う…小さい阿修羅像を上から見られる利点は、混雑時に少しでも多く見られる事ぐらいだろう。。

そして、下の最前列は、時計回りに見る事になっていて、係り員が立ち止まるな、と案内しているが、そもそも、列は完全に一周囲んでいて、初めも終わりもないから、皆が息を合わせて回らなければ、身動きが出来ないのだ。。ぐるっと見るにしても、入口・出口を決めておけば良いのに…。

そんな感じで、阿修羅の周りは混雑していましたが、映像とか、章ごとの解説を読まずに回って、第一会場を出たら6時。第二会場は点数も少なく、大画面での金堂の再現+阿修羅の映像はとても短くて、あっさり見終わった。再び第一会場に戻って、飛ばした映像と、見たいものだけもう一度見ても7時。何だか点数が少ない展示だったなぁ。。

やっぱり、阿修羅は八部衆なのだから、他の八部衆と一緒が良いなぁ…と思ってしまう。

展示点数は少ないのに図録は普通の厚さ…同じ像の写真が角度を変えてたくさん収録されていた、良いけど、なんだかズルイ。

ついでに、本館の特別陳列で『能「国栖」の面・装束』というのが有ったので、行って見る。。

能面4面・装束6着・天冠などで、こちらは本当に、こじんまりとした展示で、何でこれだけなのに、展示するんだろうって位、寂しい内容。

両方とも、微妙な内容で、混雑する中、見るほどの物でも無いような…。

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2009年4月 2日 (木)

禅+三井寺展+平泉展

Photo 3月12日映画『』へ…。1月に上映されたのですが、行けず、再上映されたので、見て来ました。

道元の話で、"あるがまま”という教えのままに…という事かどうか、さらりとした印象で若干物足りない。。時頼や遊女も登場して、ドラマチックな要素は有るのだけれど、淡々と進んでいった感じがした。

その後、『国宝 三井寺展』(サントリー美術館)へ。Photo_2

三井寺と言えば、“鐘”というくらいしか知識が無いが、謡曲『三井寺』の舞台だし、何と無く気になっていて、夕方18時からの割引時間に到着。。

夕方ねらいの人たちで入り口は混雑していましたが、先に少し奥を見て戻ったりしたら、スムーズに鑑賞出来ました。

智証大師像と不動明王像がメインの展示でしたが、私の好みではない為、そのへんはさっと見て通過。

Photo_4 新羅明神坐像は明らかに渡来神の雰囲気で、気になったが、帰宅後、『園城寺記録』(会場で売ってた。ほとんど文字で2千円。…図録は2300円なのに…面白いからいいけど)を見たら、その本地は文殊菩薩ということになっている。。だから隣に獅子の像が有ったのか。。

尊星王像は今はちょっとマイナーな存在だけど、北極星を神格化したもので、こういうのは道教とか宿曜道とか想像をめぐらしたりして、面白い。

そして、ここで出会えるとは!白鳳時代の瓦!このデザインが大好き。

さて、映画の道元の興聖寺も三井寺も、延暦寺によって焼かれていて、延暦寺の力を改めて感じたり…中々面白い1日でした。

Photo_5 日にちは変わって、24日『特別展平泉』(世田谷美術館)へ。

"面”とか装束が見たくて行ったのですが、それほどの点数が無く、ちょっとがっかり。しかし、聖観音菩薩立像で、ノミの目を残す“鉈彫”という技法を使った物が有って、通常よりもくっきりとしたノミ目が面白く、珍しいものでした。

又、金色堂内陣の柱を復元したものが有って、芯になる木を八角形に切って、その周りを柾目になる様にはって、丸柱にしてある様子の、断面を見ることが出来てこれも面白かった。

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2009年3月23日 (月)

続・桃!

Photo あれ御覧候へ猫が花を散らし候ふよ。

げに/\猫が花を散らし候ふよ。

あらおもしろや。「それは桜これは桃。それは鶯これは猫。…

花が咲いたと思ったら、食われた。。(;´д`)トホホ…

それでも何とか全部咲き終って、今は葉っぱだけになってます。

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2009年3月 3日 (火)

桃の節句

007 桃の花。残念ながら開きませんでした。。

それにしても、すっかり放置状態のブログ…前回の更新が1月1日、今回が3月3日…次は5月5日、なんて事にならないようにしなくては(苦笑)。

002 で、またクラゲネタです。。1匹変なのがいまして、大きなクラゲの笠に小さなクラゲがくっついて、成長中。(左側の出っ張ってるとこ)

原因は不明ですが、たぶん、笠の部分にポリプが定着して、成長しちゃったんだと思います。でも、ポリプがあるのはこの水槽ではなくて、別の水槽。こちらには成体のみを移動していて、しかも最近は新しく発生していなので、移動もないのに、いつの間に…。

今のところ、両方とも育っていて、これからどうなるか気になる存在です。

さて、振り返れば、1月は新年会、初釜などイベント事が有って、そうそう、メガスターを見に、川崎市青少年科学館にも行ったっけ。。綺麗だけれど、ドームが小さめなので、星の配置が凝縮されてしまい、ちょっと見にくかったかなぁ。。双眼鏡を1人1台(空いていたから)借りられたのは良かった!(解説無視して勝手に星雲探してました。)この日は高校時代の天文部仲間がけっこう集まって、面白かった~。今度は本物の空を見にいかねば。。

2月は。。あれ、記憶が…。通常の習い事と能楽以外、何も無かったかも…なのになんで忙しかったんだろう??きっと日数が少ないからだ(←本当か?)。

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2009年1月 1日 (木)

早いもので09年に…

Photo あけまして、おめでとう御座います。

すっかり、更新が滞っておりますが、新年になってしまいました。

Photo_2  

←現在、サイトの表紙を飾っているのは、牛若丸…のつもりです。

時間が無くてかなり手抜きなので、ひどいものです…。これは実は年賀状なのですが、出来てから、端に書いた、『橋弁慶』の謡が間違っている事に気がついた。。

なんで牛若丸かって…ウシつながりで。。

『お伽草子』によれば、丑年の丑の日、丑の刻に生まれたから“牛若”と名づけられたと有る。しかし、史実の義経は平治元年(1159年)生まれ、つまり卯年じゃないか!

まだ書きたいことは有るのですが、やはり時間が…。近日中に続きを。。

…で、お待たせしました(誰も待ってない)続きです。

今日、一般に知られているのは、『義経記』によるもので、弁慶は千本の太刀を奪うことを誓願し、最後の1本…という時に出会ったのが牛若で、弁慶がさんざんにやられた、という物語だと思う。

実はこの舞台は五条大橋ではなく、その出会いは二回あって、一回目は五条天神、二回目はその次の夜のことで清水寺という設定になっている。

五条天神-五条橋(当時の橋は現在より80m北に位置していたが)-清水寺は、五条大路とその延長の一直線上にあって、そこに何の意味も無いとは思えない。

平安京の五条大路は、北の園社(八坂)と南の稲荷社(伏見)の氏子圏の境界線であったらしい。又五条より南の町は住む人も少なく、実質的には五条大路が京都の南端であったようだ。つまりここは“境”なのだ。

さて、ここからが面白い(?)。

御伽草子の「橋弁慶」や能の『橋弁慶』では、牛若と弁慶は五条橋で出会い、争ったのち主従の関係を結ぶことになる。

こちらの方の話では、『義経記』とは違って牛若の方が千人斬りの誓願を立てることになっている。初めのうちは平家の軍兵を選んでいたが、平家に気付かれては…と、無差別に斬ったという。こちらの方が事実に近いようだ。

境や橋には魔物が現れる…安倍清明が一条戻り橋に式神を隠していた…などと言われる様に、境や橋は霊地と考えられていたのだ。

そこで、牛若は五条橋という境界に出没する超人的な力をもった魔物と考えられ、弁慶にもそうした超人的な能力が付与されたと考えられる。

又、弁慶は幼名を鬼若という、ならば牛若とは鬼門の方位:丑を意味するの名前であって、互いに鬼、魔物の様な存在だったのだ。

…信じるか信じないかはアナタ次第。(苦笑)。

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2008年12月 8日 (月)

江戸宵闇妖鉤爪

Photo 11月14日国立劇場に『江戸宵闇妖鉤爪』を見に行って来ました。

これは江戸川乱歩の『人間豹』を歌舞伎化したもので、この公演のポスターを駅で見つけた時、洋服姿だったので、原作のまま!?と思ってよく見たら、江戸時代の設定で…ということで、どうなるのだろうと楽しみでした。

前半は色々設定は変わっても、乱歩らしさを残しつつ…といった風情で、面白かったのですが、終盤でセリフで説明しすぎて、がっかり。謎は謎のままでいいじゃないか~!

良かったのは新内。親しみやすいし、雰囲気的に合っていたと思います。

それから見世物小屋の場面では、豹の着ぐるみで四つんばいなので、見にくくて、前の人が左右に揺れていた…その様子が本当に見世物小屋を覗いている感覚にさせられて、面白かったですね…、勝手に前列の人の反応を楽しんだのですが、同じ発想で、前半のウズメ舞の場面で、身分の上下を忘れるために“目がつら”を付けてという口上が有って、舞台上の観客は、紙製の眼鏡のような、お面の様なものを着ける事になっているが、これを現実の観客にも配ったら面白いのではないかと思う。着けてくれても、くれなくても、この時、観客も一体となって芝居の世界に入れるのでは??そして、この場面自体をもう少し長くしても良いのでは…?

最後は大凧→傘を持っての宙乗り。宙乗りは元々好きではないのですが、(なぜって最後に引っ込む瞬間が、かっこ悪いから)今回は3階の鳥屋から紙吹雪を噴出させて、その中に消えて行った…これは良い!乱歩らしさは皆無ですけど、歌舞伎らしいって事で。

ロビーに昔の原作本が展示されていました…昔持ってたんだけどなぁ…。

ワイン館NISHIURA楽天市場店

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2008年11月 3日 (月)

家の水槽。

今回は魚マニアな話。

Photo_4 我が家のサカサクラゲ。

実は8月頃に、機材トラブルで、海水水槽がほぼ全滅という悲劇に見舞われ、1ヶ月以上、もう海水をやめようかと悩んでいました。

しかし、生き残ったヤドカリの世話は続けねばならず、取りあえず維持していたのですが、以前から有った、クラゲのポリプが9月末の気温の低下で変体し、クラゲに。俄然やる気になって(苦笑)、たまたまショップでセナキルリスズメを見つけて購入。その一匹とヤドカリ、クラゲ(産卵箱に隔離)でしばらく過ごしていました。

その後、クラゲが一ヶ月くらいで、1.5cmを超えたので、水草だけだった水槽(直径30cm位の六角形の水槽)をリセット。クラゲ水槽にしてしてしまいました。まだ小さいので、水槽に放すと、エサやりが大変なので、産卵箱の中ですが…。

しかし、その直後、元の海水水槽で、再びフィルターの故障。幸いすぐに気がついたのとサブフィルターが有るので、何事も無く、パーツ交換で済みましたが、このところ調子が悪かったのは、壊れかけていたせいだったようで、冷や汗ものでした。新しく付けたサブフィルターはまだ改造しようとしているのですが、買い物をしに行く時間がなかなか取れず…。

さて。

私が一番すきなのはワイルドベタ。(いや、本当はピラルクーとかの古代魚が好き。でも水族館みたいな水槽は持てないので。)よくコップで飼えるって、売られているベタの改良前の地味な魚です。しかし派手ではないけれど、ちゃんと飼ってやれば、とても綺麗なんですよ。

266 ←わかるかなぁ?アーチのすぐ上の窓から顔出しているの。

ベタ・リビダ。30cm水槽で単独飼育。随分前にもう一匹が死んで、一人暮らし(笑)。

この水槽は下がプラスチックなので、丸い穴をあけて、パイプを固定して、下の水槽に水が落ちる仕掛けにしてあって、下の水槽の住人は268

←こちらの ベタ・フスカ。

こちらも、伴侶を失って(と言っても仲良くなかった)1人。オトシンクルス・ネグロと45cm水槽で悠々自適生活。

この水槽から外部フィルターを通って、上の水槽に水が循環しています。今の我が家では一番安定していて、かなりほったらかしでも大丈夫(苦笑)。

しか~し。今日、ライトのタイマーが壊れて、手動で照明を付けたり消したりしなければならなくなった…。もう、なんであっちこっち壊れるの?タイマーを新調するまで手動かぁ…これでバランスを崩してコケだらけにならない様にしないと。。

他には淡水で60cm背高とクサガメ水槽が有ります。

カメは私の趣味ではなくて、ある日突然、父が買って来て、なぜか掃除は私。。という現状。5cm未満だった時はアマゾンソードを入れていたので、その上で休んでいたりで可愛かったのですが、今や10cm超。オスなので小さいのが救いだが、狭い45cm水槽でごめんよ~って感じです。

60cm背高は水草と、ボーシャ・ダリオ、ラミーノーズ、ラスボラヘテロモルファブループラチナ、オトシン、沼エビです。この水槽は今、最不調。コケに悩まされていて、一時期よりだいぶましになってきましたが、まだ安定せず。魚は元気で、中でもラミーの1匹が今一番長生きしていて、長老と呼んでいます。いつからいるか、はっきりしませんが、記録があれば、たぶんギネスものなんじゃないかって位長生きです。

またそのうち、これらも写真を載せますが、水槽の写真は難しい…。思った様に撮れません。

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2008年11月 2日 (日)

品川水族館+ジョン・エヴァレット・ミレイ展

Photo 

『Trick or treat』

更新が遅れて間に合わず、ですが、取りあえず季節物。

さて、色々遅れてしまって、サイトのトップイラストも、やっと秋に出来ました。でも描きたかったイメージには程遠いのですが、時間の都合でこんなもんで、妥協。(苦笑)。

ブログも書きたいと思っていた事はたくさん有ったのですが…。。思い出せるものだけ。

Photo 10月10日『品川水族館』に行ってきました。

Photo_2 7月にクラゲ水槽が出来たと電車の中刷りで知って、夏休みが終わったら、見に行こうと思っていたのですが、時間が取れず、やっと行きました。でも行ってみたら、たいした事なくて、拍子抜け。

(写真は水クラゲとタコクラゲ)

さて。

Im_5510月18日ジョン・エヴァレット・ミレイ展に行ってきました。

正直、殆ど知識はななくて、招待券が有ったから行っただけだったのですが、詩や物語、戯曲などをテーマとしたものが多く、芝居好きとしては思いのほか楽しめました。日本ではミレイはそれほど有名ではないと思いますが、海外での大きな展示は行われているようで、ロンドンでの展示の様子がネットで見ることができます。

お気に入りは『ああ、かようにも甘く、長く楽しい夢は、無残に破られるべきもの』という長~いタイトルですが、これは“トマス・ムーア”の“ララ・ルーク”という詩(物語)からとられていて、“ララ・ルーク”というのは古代のインドの女王の名前で、これはその女性だと思います。しかし、今回もこの絵は、はがき等のグッズになっていなかった…最近このパターン多し。趣味が微妙なのかなぁ…。

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2008年9月 1日 (月)

『大アマゾン展』+『対決ー巨匠たちの日本美術』

Photo 8月5日頃(記憶が怪しい…。)玉川高島屋アレーナホール『大アマゾン展』に行って来ました。たぶん毎年似たような展示が行われていて、何回か行っていますが、だんだん子供向けになって来ました。。

始まった頃は、マニア向け…とまでは言わないものの、観賞魚を買っている人も来る想定で、物販にも、水質調整剤、売れ残りっぽい熱帯魚本なんかが安く売られていて重宝したのですが…。

今年はプレコ・淡水エイ・コリドラスなんかちっとも珍しくない種類が結構いて、これならショップに行った方が遙かに珍しいのが見られるな~と思いました。夏休みなので、子供たちで賑わっていたので、企画としては成功なのでしょうが、私はもう行かない事にしよう。

Photo_2 さて、日付は変わって、8日上野に『対決-巨匠たちの日本美術』を見に行って来ました。日中は暑くて外に出たくなかったので、夕方から行って最後までいる事に。

タイトルが“対決”となっている以上、勝敗を書かないのは詰まらないと思うので、独断と偏見による勝敗を書いてみます。

☆が勝者、その後に理由

運慶VS☆快慶

力強い彫りの運慶が好きだが、この展示では地蔵菩薩対決なので、快慶の勝ち。柔らかなラインと衣の繊細な彩色が相応しい。

☆雪舟VS雪村

雪村の「鉄拐図」は画題としては好みだが、雪舟の潔い線と不思議な空間表現には敵わない。

☆永徳VS等伯

等伯の「松林図屏風」が好きだが、展示入れ替えの為見られなかった。その為、等伯はカラー作品だけで、カラーで比較すると永徳の方が洗練された美しさだと思う。

☆光悦VS長次郎

姿は光悦の方が好き。でも銘は長次郎の方が、能楽関係だったりして好き。しかし銘は本人がつけたのではないから、造形だけで判断して、光悦の勝ち。

☆宗達VS光琳

「風神雷神図屏風」が有れば逆転かもしれない気がするが、無かったので今回の展示作品ではこの評価。

仁清VS☆乾山

「銹絵洞庭秋図茶碗」が好き。レプリカが売っていたら買ったのに…。焼き物は作者より1コ1コの作品に好き嫌いが有るような気がする。。

☆円空VS木喰

素朴な仏像自体があまり趣味ではないので、どちらとも言いがたいが、どうせならざっくりとした円空の方がいいかな…。

大雅VS☆蕪村

大雅の「十便帖」は色彩が柔らかだからか、1つ1つの違いが分かりにくく、本物を見て、すぐ横の印刷を見ても、さっき見た本物がその中のどれだったかすぐには分からなかった…蕪村はすぐ分かったので、蕪村の方が印象的。蕪村は大気の存在感が有る気がした。

☆若冲VS蕭白

蕭白の不気味さは好きだが、若冲と比較してしまったら、やっぱり若冲!若冲贔屓だから仕方がない(苦笑)。

応挙VS☆芦雪

応挙の虎の筋肉や毛の具合がメチャ上手いと思うけれど、ずっと見ていたのは芦雪の虎。いずれにしても、この2人とくれば幽霊画が見たいと思うのは私だけ…?

ここで急に周りが混み始めたと思ったら、閉館15分前。さっき係員が何やら叫んでいたのは20分前のお知らせだったらしい…館内放送で1時間前から15分置きにでも知らせてくれればいいのに。。みんなが最後の方の展示に押し寄せて見えやしない。。

☆歌麿VS写楽

だだの絵の好み。隙間から見ただけだし。浮世絵はすごい技術だとは思うけれど、この2人にはそれほど感心がないのでさらっと通過してしまった…だってすごい人だったのよ~。

鉄斎VS☆大観

鉄斎のにじみ出るパワーが苦手。なので取りあえず大観に勝利を…でもこの富士山、大観展で見たばかりなので、最後を飾るにはちょっとつまらなかった。

売店に闘茶と称した煎茶セットが売られていた。抹茶セットを売っていたら良かったのになぁ。。

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